【公演中止】RoMT Vol.9『ヴェニスの商人』
公演概要 | CAST/CREATIVE | 新型コロナウイルス感染拡大防止への対策等について
大反響を呼んだ『十二夜』『夏の夜の夢』に続くRoMTのシェイクスピア・シリーズ。
3年ぶりとなる待望の第三弾は、
美しくも“最も議論を呼ぶ作品”と称される悲喜劇の傑作!
RoMT Vol.9
『ヴェニスの商人』
The Merchant of Venice, a comedy by William Shakespeare
戯曲:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:河合祥一郎(角川文庫版)
演出:田野邦彦(RoMT/青年団演出部)
2022年8月3日(土)〜8日(月)、すみだパークシアター倉にて。
【あらすじ】
ヴェニスの貿易商アントーニオは親戚であり親友でもあるバサーニオから借金を申し込まれる。亡き父の莫大な遺産を継いだベルモントの美しい娘ポーシャに求婚するために先立つ資金がないという。しかしアントーニオの全財産は航海中の商船上にあるため、高利貸しであるユダヤ人シャイロックから借りられるように取り計らう。これまで差別的に扱われてきたシャイロックはアントーニオに対して深い憎しみを募らせてきたが、この申し出を無利子で受ける代わりに、もし3ヶ月以内に返済できない場合は「アントーニオの肉1ポンドを切り取ってよい」という条件をつける。
ポーシャは亡き父の遺言により、金・銀・鉛の三つの箱から正しい箱を選び取った者と結婚することとなっていた。世界中から王侯貴族たちがこぞって求婚にやってくるさなか、バサーニオもベルモントに到着する。
シャイロックの一人娘ジェシカは厳格な父のやり方に反発し、貴族の青年ロレンゾーと駆け落ちをしてキリスト教徒に改宗をする。娘の駆け落ちに困惑し激怒するシャイロックのもとに飛び込んできたのは、「アントーニオの商船が一艘残らず難破した」という知らせだった……。
